余裕はないかもしれませんが、論文式試験が終わるとすぐ就職活動が始まります。
どんな感じで動くか、簡単に考えておくと良いです。
■論文式試験が終わったら、すぐ就活…
3日間の長丁場の試験を終えたら、結果を待つことなくすぐに就職活動が始まります。
僕は受験勉強中はどこに行きたいとか漠然としか考えていなかったので、多少この就職活動で出遅れてしまったりしたことがありました(^_^;)
僕が合格した2009年はちょうど会計士試験合格者の就職活動が難しくなった年度でして、
数年前に起きた合格バブルによって人材があまり、新しく入る人数の枠が狭くなっていたのです。
そのため、BIG4を始めとした人気の監査法人の説明会は、応募開始の直後に定員が埋まってしまっていました。
僕は確か新日本有限責任監査法人かあずさ監査法人の説明会に応募しようと思ったのですが、そんな状況で申し込みすらできませんでした。
なので、特にBIG4を志望している人は特にですが、応募開始日時くらいは抑えてカレンダーに書き込んでおいた方が良いです。
そうしないと、試験が終わって気が抜けて、気づいたら希望の監査法人の応募が締め切られていた…なんてことになりかねません(^_^;)
■合同説明会に参加しよう
とは言っても、どこに就職しようかいまいち決めきれないという人もいると思います。
その際は、論文式試験の直後に行われる合同説明会に参加されると良いです。
TAC、大原ともにですが、会計士試験受験生向けに、監査法人やコンサルファーム、税理士法人などを集めて合同説明会を開催しています。
僕はTACの説明会に参加しましたが、監査法人はBIG4、中堅問わず、税理士法人やコンサルティングファームもブースを開いていて、
自分が興味を持ったところのブースに行くと、その法人の担当者が色々と説明をしてくれます。
仰星監査法人のブースに行ったら、TACの監査論講師の南先生と、簿記の李先生が出迎えてくれたのを覚えています(VTR授業で拝見したことがあっただけなので、本物だ〜と有名人を見た気分になりました)
受験勉強中はあまりどこの法人に行きたいとか考えることもそこまでなかったので、この機会で多くの法人の話を聞けたのは良かったな〜と思います。
■少しだけ、試験後のスケジュールを気にする
論文式試験が終わって休みたいところなのに、すぐに就職活動で、履歴書を書いたりエントリーシートを書いたり、写真を撮りに行ったり、スーツとかを手入れしたり…
休む暇もありません(^_^;)
ですが、ここで気を抜いてしまうと、就職ができず、合格しても元も子もなくなってしまいます。
まだ論文式試験も迎えていませんから、がっつりと準備しておく必要は全くありませんが、
休憩時間に少しスケジュールを気にするくらいはやっておいた方がいいですよ!(^ ^)