会計事務所が申告書の控えや決算書などをお客様に納品する際
紙に出力してちょっと良いファイルにファイリングしたものを
お客様に送る、という仕事があります。

確かに、見た目の見栄えはそっちのほうが絶対に良いと思いますし
目で見て明らかに成果物ということがわかるので
そちらを好むことは理解は出来るのですが、

結局、お客様でそのファイルを保管しなければならないという手間が出てきます。
書類の保管=コストです。
1冊だとしても1冊分の場所をとります。そこには事務所の賃借料がかかっています。
事務所内に置けなくなってしまったら外部に倉庫を借りたりする必要も出てきます。
保管状況が悪ければ最悪紛失ということも全然、あり得ます。

上記のような理由から私の事務所では
成果物の提出はすべてPDFデータでの提出を原則にしています。
デジタルデータにしておけば、PC内とかメールソフトの検索機能などで
いくらでも検索が出来ますし、
そもそも紙という現物が最初から存在しないので
物理的に保管する場所のことを考える必要はないですし
受け取ったものを紛失する、というリスクはなくなります
(メールを誤って削除してしまうということはありますが)

後は単純にキレイにファイリングするのが苦手なので…

ペーパーレスの世になるように自分の行動から変えてみるということをしてます。