今年の新型コロナウイルス関連の対策の一つの
家賃支援給付金。
オンラインで全て完結するのは良いところではありますが、
とにかく書類審査が形式的で差し戻しが多い印象です。

わたしもお客様に相談受けて数件の申請サポートを致しましたが、
多いところでは2回ほど差し戻しを受けたところがあり
結局、申請から給付まで2ヶ月強かかってしまったところも。

法人200万、個人100万の持続化給付金のときは
とにかく給付スピード重視で差し戻しを聞いた例はほとんどなかったので、
よけいに今回の家賃支援給付金の申請のハードルの高さ、面倒臭さが
際立っているように感じます。

書類の申請で通帳明細などの該当ページにマークをつけて
アップロードする必要があるのですが、

他の支払いとまとめて振り込みをする「総合振込」の場合、
通帳明細には1行で合計金額が記載されるのみで、
どこにいくら支払ったかがわかりません。

そこで総合振込の明細をマーカーをつけた上で提出したのですが
これが不備だという指摘がありました。

その理由は、「総合振込明細が申請書類として認められていないので・・・」
だそうです。

じゃあどうするのということなのですが、
別途、支払証明書のフォームに記載したものを提出して
とのことだったのですが
そちらには大家のサインが必要なのです。

当然すぐに入手できないので、こちらも申請に時間がかかってしまった
要因になってしまいました。

ただこの証明書に大家のサインをするというものなのですが、

書類が
・実際に支払った金額を記載するページ
・大家がサインするページ
の2ページに分かれていて、
画像を1ページずつアップロードする仕様になっていて
しかも押印不要の書類なので、
やろうと思えばいくらでも偽造できてしまうので
絶対こっちのほうが証明力低いと思うのですが・・・

電話口の人はおそらくアルバイトとかパートで雇われた人で
ルールに従うしかないのでしょうが
理不尽な差し戻しに少々、苛立ってしまったという話です。

まぁ給付されるだけマシ、ということで。