お客様によっては、税理士や会計士、弁護士など、いわゆる士業の人間に対して、「●●先生」と
名前のしたに「先生」とつけて呼ぶ方がいらっしゃいます(そちらのほうが多い?)。
僕は税理士・会計士で、「先生」と呼んで頂いているお客様も中にはいらっしゃいますが、「さん」付けで全然良いです。


■指導的立場 なので「先生」付け

「先生」という言葉の意味をネットで調べると(goo国語辞書)、

《4が原義》
1 学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。また、自分が教えを受けている人。師。師匠。「国語の先生」「ピアノの先生」
2 教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。呼びかけるときなどに代名詞的に、また人名に付けて敬称としても用いる。「先生がたにお集まりいただく」「先生、お元気ですか」「鈴木先生」
3 親しみやからかいの意を含めて他人をよぶこと。
「ははあ―今日は宅 (うち) に居るな」〈漱石・彼岸過迄〉
4 自分より先に生まれた人。年長者。

とあります。

税理士とか弁護士については、2の意味での先生なんだと思います。

確かに、仕事上、税法などの考え方を伝えて会計処理を直してもらったりするので、税理士という職業も指導的立場といえばそうだと思います。
弁護士やお医者さんなんかもまさに指導する仕事ですし。

最初に「さん」付けで全然良いとか言っておいてなんですが、僕が弁護士とか司法書士のやり取りをしたり、会話の中で名前を出したりするときには普通に「先生」って付けてしまいます。笑

 

 

■先生ってつけなくたって全然良い

僕個人としては、「先生」よりも、さん付けの方が好きです。
そちらの方が、目線が同じような感じがしますし、何より、「先生」だとちょっとお堅い感じになるところがある気がします。
親しみやすさがあった方が、お互い仕事もしやすいですし。

ただ、先生をつけて呼んでくださることを全否定するつもりは全くないですし、特に深い意味はなく前からそう呼んでいるという理由もあるでしょうから、
そこはお客様の好きに呼んでいただいて全然構いません(呼び捨ては高圧的な感じを受けるのでちょっと嫌ですが…笑)。
呼び方についてふと思うことがあったので、今日はそれを題材にしてみました。